続・かぶだいくんを立花証券e支店対応にした

http://d.hatena.ne.jp/unibon/20110204/p3 の続き。
おおよそは出来ているのだが、まだバグ取りをしている最中。作っている最中に気付いた点をメモしておく。

  • ブラウザー(IE)の JavaScript をオフにすると動かないので、JavaScript はオンにして使うこと。
  • ブラウザー(IE)のキャッシュをオフにすると、注文訂正などに失敗して手前の画面の戻るためのボタンを押した時に、HTTP POST の「再試行」するかどうかのダイアログが出てしまう。したがって、キャッシュはオンにして使うこと。
  • 左右のフレーム構造になっているが、アンカーやボタンの何を押してもほとんどの場合、トップ(_top)の HTML からの描画のし直しをする。
  • ほとんどの場面で、左フレームにメニュー項目一覧があるのは良い。しかしその一方で、注文が受け付けられない場合はフレームセットが解除されてフレームなしになってしまい、これへの対処が面倒くさい。
  • 余力のチェックや株数のチェックなどは、基本的には最後の最後のコミットの画面でしかやらない。途中の確認画面などはたんにフロントエンドとしての確認にすぎない。
  • 差金の検査に手を抜いているのか、顧客から見て無駄に厳しすぎるチェックになっている。「現物乗り換え」がどうとか言うエラーメッセージが出て受け付けてくれないことが多い。銘柄Aの買い注文を出す時点で現金を拘束してしまうような感じであり、その現金を銘柄Bの買い注文に余力として使うということをやってくれないような気がする。
  • 注文照会の方法として、「注文約定一覧」と「注文訂正・取消」(「未約定一覧」と同じ)と「約定詳細一覧」の3種類があり、これらをうまく組み合わせて使うと、HTTP のアクセス数を少なく済ますことができる。これがこのサイトの良い点だ。
  • 一部出来の内訳(約定値段と株数)を知る方法としては、「約定詳細一覧」を見る方法と、ここの注文の「履歴」を見る方法の2種類ある。unibon は今のところ「約定詳細一覧」を見ていて、「履歴」は見ていない。
  • ページングは基本的に30注文/ページであり、多めなのは良い。ページ替えは、正方向と逆方向のシーケンシャルのみであり、ページ番号を指定してのダイレクトなページ替えはできない。
  • 株価が一切分からない。多くの証券会社は、売買注文の画面に現在値ぐらいは表示してあることが多いのだが、それすらない。潔い。せいぜい「預り一覧」の画面で持ち株の前日終値が分かるぐらい。
  • 同時ログインに制限がないのがいい。いくつブラウザーを立ち上げても良いようであり、ブラウザーAで注文を取り消して、ブラウザーBでその注文を訂正しようとしてエラーをわざと出すようなことが容易にでき、デバッグがやりやすい。これもこのサイトの良い点だ。
  • ケータイ用(ケータイのフルブラウザー用)に、フレームなしのサイトも提供しているが、こちらは注文照会の画面が銘柄ごとに集約されているのでとても使いづらい。
  • 午後8時ごろのバッチ処理が動き、当日の注文や約定が消えてしまう。せっかく昼間に、ちまちま売買して約定のテストデーターを作っても午後8時には消えるので、デバッグも午後8時までに制限されてしまう。午後8時以降は履歴から注文照会と約定照会を見ることができるので、実用上は問題ない。あくまでもデバッグの問題。