TOPIX-17 の ETF の野村と大和の違い

TOPIX-17 に連動する ETF には野村系のやつ(NEXT FUND)と、大和系のやつがある。野村のやつは出来高はそこそこあるのだが、大和のやつはほとんど出来高がない。出来高が0口という日も普通にある。この違いはなんだ?
大和の ETF の株価は TOPIX-17 のインデックスの値と非常に似通っているが、野村のほうはかい離している。17銘柄のほとんどがインデックスの値よりも低い。
たとえば、
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa5216258.html
によると、分配金は野村のほうが多いらしい。野村は分配金として放出してしまうから基準価額が下がってしまっているということか。
ETF を株として見た場合、律儀にインデックスに連動するものだと、TOPIX-17 の値と見比べてみて買い板と売り板がそのインデックスの値を挟んで動いているだけなので、買う気も売る気も起きない。野村のようにインデックスとかい離していると、いちいち基準価額と気配値を比較しないような人が、分配金も多いし買ってみようかという気になって買うという一種のアノマリーになるのではないだろうか。そうすればそれを狙って売買する市場参加者も集まってくる。結果として相対的には野村のほうの商いが多いということになるのかもしれない。