かぶだいくんの証券会社別のドライバー

かぶだいくんは、証券会社のWebサイトにログインして自動売買をおこなうが、証券会社ごとのWebサイトの作りの違いを、証券会社ごとに「ドライバー」を作って吸収している。デバイスドライバーのような位置づけだ。今までに開発中のものを含めて、11種類のドライバーを作ってきた。

  • 岡三オンライン証券の岡三RSS用: Excel の操作がめんどくさい。起動までの設定がややこしい。すぐに接続がおかしくなる。
  • SMBCフレンド証券の新システム用: 今まで作ってきた中でもっとも新しい。今までに蓄積されたノウハウが詰まっていて洗練されている。
  • クリック証券(旧GMO証券)のAPI(Webサービス)用: Webサービスを使っているのでシンプルである。動きも速かった。HTTP(HTTPS)の通信を非同期にするなど凝ったこともしたが、その後すぐにWebサービスが廃止になった。
  • カブドットコム証券用: Light版の画面用に作った。低額の手数料が無料のときに作ったが、その制度がなくなったら手数料がバカ高いので使う場面がなくなってしまった。
  • 松井証券: ケータイサイトの画面用に作った。低額の手数料が無料のときに作り始めたが、作っている最中に無料がなくなった。でも10万円以下なら21円の手数料で済むので、テスト用には便利だ。
  • ノミ証券: テスト用の仮想の証券会社と取引所をエミュレートするドライバー。約定板乗りのタイミングを見て、自分の注文の前に何株先に並んでいるかは考慮している。ただし、板乗りは瞬時に乗るなどリアルじゃない。
  • 岡三オンライン証券のWeb画面用: 中期に作ったドライバーであり、あまり洗練されていない。約定価格は注文照会一覧の画面に載っている約定単価を使っているので正確ではない。
  • オリックス証券のWeb画面用: 「トレードコンパクト」という簡易型のWeb画面用。こいつは注文照会一覧の画面にも、個別の約定価格が載っているのでパースが楽。オリックス証券の画面は JavaScript が必須なのでちょっとめんどくさい。動きもなぜだかもっさりしている。
  • SBI証券のバックアップサイトのWeb画面用: 画面が簡素すぎて、逆にドライバーが作りづらい。注文のIDなどが画面に表示されていないことがある。そのため約定価格のパースがめんどくさくて、注文の値段で代用している。
  • SMBCフレンド証券の旧システム用: もっとも初期に作った。フレーム構成なので HTTP Response の受信完了の判断がめんどくさかった。フレーム構成もまず上下に分かれてさらにその下半分が左右に分かれていて複雑だった。多重ログインができなかったのでデバッグがやりづらかった。今はもちろん使えない。
  • 立花証券e支店のWeb画面用: 開発に着手だけして、ほったらかし。左右分割のフレーム構造がめんどくさい。ケータイサイトもあり、こっちはフレームではないのだが、注文照会の表示で複数注文が集約されて表示されてしまい、自動売買には使えない。