SMBCフレンド証券新システムの注文照会が変な仕様だ

id:unibon:20100104:p2 の続き。注文数が20件を超えるとページ替えが起こるが、このページ替えの機能が独特だ。ページを切り替えた時に、ブラウザーのアドレス欄を見ると URL に pgCacheId というセッションIDのようなものが付く。これは、要は注文照会を実行した時点で、注文状態一覧のスナップショットを採取して、あとのページ切り替えではこのスナップショットに基づいて表示しているらしい。
しかし、なんのためにこんな凝ったことをしているんだ?「前へ」・「次へ」のアンカーや、1ページ目、2ページ目、3ページ目、等のアンカーでページを切り替えても、注文状態の表示が新しいものにならない。画面上部の「取引」や画面左側の「注文照会・訂正・取消」を押さない限り、最新の注文状態を取得できない。
たとえば、注文件数が20件を超えた場合、約定の有無を定期的にチェックするためには「前へ」・「次へ」のアンカーを交互に押したりするのが手っ取り早い、と顧客が考えてもおかしくはない。しかし、これだと新たに約定しても画面には表示されない。
http://www.smbc-friend.co.jp/internet_trade/demo/MF/trade/mfTrdStkOdrLstAction.html
にはページ替えの説明はない。
これは顧客からクレームが来るぞ。


ちなみに岡三オンライン証券にも20件ごとのページ替えの仕組みはあるが、このようなスナップショットの仕組みにはなっていない。常に最新のものが表示される。