かぶだいくんに「先行株数」の追跡機能を付けた

「先行株数」と名付けた。これはある指値の注文を出した時に、自分の注文の前にその値段で自分以外の人の注文が何株分、先に並んでいるかを把握する値だ。自分の注文を値段訂正しない限り、自分以外の人の並んでいる株数は減ることはあっても増えることはない。板の見える範囲で極力追跡し、板に表示される株数が減ったら最小値を更新していけば、その値段から脱落した株数(というか脱落せず残っている株数)は分かる。板の表示範囲外(5本や8本を超えた場合)は、最小値であることは保証はできなくなるが、最大でもこれだけの株数を待てば良い、という目安にはなる。

画面の中央の横長の注文照会のデーターグリッドを見ると、たとえば47円の買い注文は、現在板には自分の10株も含めて 169,120株があるが、自分の注文直前の瞬間から今までの板の変動で最小値を追跡した結果、自分の前に並んでいる注文は 165,000株しかないことが分かる。


ありゃ。よく考えたら、まだ売買が成立して板から消えた分の株数を差し引く処理を実装していない。1円抜きのような銘柄には使えないな。板の薄い銘柄ならこのままでもある程度使えそうだけど。