松井証券のケータイサイトのメモ

id:unibon:20091015:p3 や id:unibon:20091015:p5 の続き。
やりたいことはおおよそできた。あとはバグ取りだが、注文の状態遷移などはザラバ中でないと試せないのが辛い。
以下は気付いたメモ。

  • セッション管理は URL Rewriting でやっている。Query 文字列として EV.SID と attrSrcKey の2つがあるらしいのだが、前者は普通のセッション用の ID のようだ。後者の存在理由が分からない。注文照会の画面かそうでないかで扱いが違うようだ。注文照会でページ送り・ページ戻し(「次へ」・「前へ」のリンク等)で遷移しているときだけ、attrSrcKey の値が変わらない。それ以外の画面だと画面遷移するたびに新しくなる。ページ替えをするときに、クライアントのキャッシュを積極的に使ってサーバーのアクセスを抑えるための措置なのだろうか?しかし、これだと注文照会の画面をポーリングしていても、キャッシュが効いてしまい、注文が約定したかどうかが分からない。注文照会を繰り返したい場合は、いったん注文照会以外の画面へ遷移してから、再び注文照会の画面へ遷移させるようにしたほうが良いようだ。
  • ただし、保有銘柄一覧の画面は、ページ替えのしくみなどは注文照会の画面とほとんど同じなのにもかかわらず、上記のようなセッションの使い方になっていない。この点は統一性がないと思う。
  • また、注文照会の画面の最下部に「株式取引メニュー」へ行くリンクがあるのだが、このリンクはただのメニュー項目なのだから、「次へ」・「前へ」のリンクとは URL Rewriting されたセッションの扱い方が違っていたほうが良いと思うのだが、なぜか「次へ」・「前へ」のリンクと同じ扱いになっている。これも統一性がないと思う。
  • 注文照会で注文した時刻が表示されないのが使いづらい。この証券会社だけを使うときは良いのだが、他社と同時に使うときに、注文した順番を忘れてしまう。
  • 約定した値段は、いちいち注文をクリックしないと表示されないので使いづらい。
  • URL Rewriting で動いているので、URL の Query 文字列を真似れば、いちいち form をいじることなく、画面をダイレクトに呼び出せる。
  • なんで株数訂正の機能がないんだろう?
  • 注文照会にせっかく訂正取消可能な注文のみという選択ができるのに、画面上ではダイレクトに呼び出せないようなメニュー構成になっているので、手操作の時は不満が出るんじゃないか?
  • どの証券会社も似たようなもんだとは思うが、この「訂正取消可能」の中には訂正中や取消中の注文が含まれないため、そういう注文を見るためには厳密にはすべての注文の注文照会画面を見る必要があ。結局、せっかく、訂正取消可能な注文のみ、という選択肢があっても使いづらい。でも、ないよりはあったほうが格段に便利だ。