かぶだいくんのメモ

現在のバージョンは 20080526 2 だ。


「約定検出」はだいたいうまく動くようになった。多くの場合、タイムラグは1〜2秒程度で済んでいる。
もっともこれは10円の買いで板に並んでいるときに、現在値が9円になったような場合にのみ動く機能である。
10円と11円をいったりきたりするような1円抜きのときの、10円の買いで並んでいて現在値が10円になったようなものの検出は原理的に無理。これはポーリングの間隔を心持ち短くすることで対処するのがせいいっぱい。これは証券会社がAPIを提供していない以上、どうしようもない。


指値の値段を板表示画面の値段をクリックすることで選択できるようにした。また、指値は NumericUpDown コントロールで、呼値単位で上下できるようにした。これらにより、キーボードを押さなくてもマウスをクリックするだけで発注・訂正ができるようになった。これは意外と便利だ。便利な売買ツールになった。当初の目的である自動売買とは路線が違ってきたなあ。w


差金計算ルーチンも整備した。前日からの持ち株を売ったことも考慮し、差金決済回避のためにいくら入金が必要かが正確に把握できる。ただし、いまだに「前日からの保有株1株で、それを当日、売り1株→買い1株→売り1株」のケースに対応できていない。
また、証券会社別に、累計された現在の売買ポジションが分かる。約定代金も片道無料を考慮して表示できるようにしたので、たとえばオリックス証券だったら、手数料が跳ね上がる50万円や100万円のラインを超えないギリギリのところで売買をやめる、ということもできるようになった。