昔の税制・手数料体系メモ

  • 消費税は、昔はもちろんなかった。1989年4月1日から3%、1997年4月1日から5%になった。
  • 売買手数料は、大昔は100万円以下の約定だと1.25%で最低2500円(税別)。なお、ある時期から1.15%になった。
  • 有価証券取引税は、売却時に売却代金の0.21%かかる。これはかなり早い時期になくなった。 http://www.tse.or.jp/glossary/gloss_y/yutorizei.html によれば、平成11年(1999年)3月31日まであった。なお、1998年4月に税率が引き下げられている。すなわち、当初は売却価格の0.55%であったのが1998年4月1日から0.1%になり、その後1999年4月1日からはなくなっている。

と思ったが、もっと細かかった。
http://www.mof.go.jp/singikai/zeicho/siryou/kin03a.pdf の13ページ目に変遷が書いてある。すなわち、
大昔は0.55%
1989年1月1日から0.30%
1996年4月1日から0.21%
1998年4月1日から0.10%
1999年4月1日からなし

  • 源泉分離の譲渡益税は、売却代金の5.25%がみなし譲渡益で、その20%が所得税として課税される。結局、5.25%×20%=1.05%が売却代金にかかる。申告分離なら(売却代金ではなく)売却益の26%。これらは2002年の年末までの制度。
  • 2003年年始からは申告分離課税に一本化された。2003年年始から2007年年末までは、優遇税率10%が売却益に対してかかる。

http://www.findai.com/yogo/0102.htm にまとまった説明がある。