ミニ株

TBS の「儲かりマンデー!!」 http://www.tbs.co.jp/program/moukarimande.html で出演者にミニ株を買わせている。これを見て、ふと思いついてミニ株についてまとめてみた。ここではあまり入門的なことは書かず、各社の違いを書こう。あまりちゃんとあやふやな点もあるので、正確な情報は各社に問い合わせてほしい。

リテラ・クレア証券
ミニ株の老舗だ。http://www.retela.co.jp/serv/serv4000.html によると、手数料は約定代金の0.735%で、最低手数料は735円だ。したがって、約定代金が10万円(=735/0.00735)未満だと手数料が割高になる。この会社は大和証券系らしく、取扱銘柄は大和証券とほぼ同じだ。銘柄数は2400銘柄ほどだ。かなり前だと、月曜日に約定するには、金曜の夜までに注文しなければならず使いにくかったが、現在は、日曜の夜でも大丈夫だ。なお、ミニ株を買い増して単元株数に達すると、売却の最低手数料が高い(2500円)し、システムは使いにくいので不便だ。と思ったのだが、いつのまにか最低手数料が少し下がって2,100円になっていた。いつからだろう?なお、ミニ株を頻繁に売買することはそう多くはないが、買った日の次の日に売りことはできなかったはず。買った日の次の日のそのまた次の日ならば売ることができたかも。
マネックス証券
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/tesuryo/ichiran/kabushiki.html によると手数料は0.735%(最低735円)だ。この手数料体系はリテラ・クレア証券と同じだと今気づいた。しかし、取扱銘柄数が少ない。およそ100銘柄ほどだ。
大和証券
http://www.daiwa.co.jp/ja/products/equity/mini/index-s.html 取扱銘柄数はリテラ・クレア証券と同じで、銘柄数は2400銘柄ほどだ。というかリテラ・クレア証券が同じなのだと思うが。手数料が単元株の約定代金に依存し、単純にミニ株の約定代金のみに比例するわけではないのでなんだか分かりにくい。でも最低は525円と安いほうだ。なお、単元株数に達すると、口座管理料が必要になるはずだ。ミニ株だけなら要らないと思う。
野村證券
http://www.nomura.co.jp/stock/mini/ 取扱銘柄数はおよそ1000銘柄ほどだ。手数料がユニークであり、1%と多少割高だが、最低がない。したがってどんな銘柄でも約定代金を気にせずに売買できる。ただ、口座管理料は単元株だけでなくミニ株でも必要だったかもしれない。大手証券ならではの特徴として、ミニ株でも、ツケ(?)で買うことができる。すなわち、保有銘柄の残高に応じてそれの時価の何割かが買い付け余力にできるので、急にミニ株を買いたいときには便利かも。ただ、買ったミニ株の売却は受け渡し(4営業日目)が済んでからでないとできなかったかもしれないが、ミニ株なのでそんなには気にならない。
ジェット証券
http://www.jetsnet.co.jp/minikb/index.html なんと現在はミニ株の口座の新規開設を受け付けていない。以前に開設した顧客に対するサービスは売りと買いの両方を継続しているらしい。手数料が一律525円なのは良いかも。銘柄数は100銘柄程度であり少ない。さらに、ミニ株は特定口座での売買ができないらしい。
日興コーディアル証券
http://eztrade.nikko.co.jp/index.html によるとミニ株でも口座管理料が必要らしい。銘柄数は2400銘柄であり、数的には大和証券系とさほどの違いはないが、名証のマイナーな銘柄なども比較的多く扱っているようである。手数料が一律735円であり割と安価なのも良い。ここはミニ株の穴場なのかも。