かぶだいくんに楽天RSSの遅延時間表示機能と歩み1〜歩み4の取得機能を付けた

これはどういうものかと言うと、画面では右側の「監視銘柄」という DataGridView の右端の「更新」列に書かれた秒数であり、これがクライアント側で推定した楽天RSSの配信の遅延時間だ。原理は単純。RSSのアイテムで秒単位で取得できるもの(「〜詳細時刻」という名称アイテム)をなんでもいいから片っ端から拾い、その最大値と現在時刻の差を表示するだけ。秒の精度を持った東証(アローヘッド)で使えるテクニックであり、大証ジャスダックでは分単位なので誤差が大きくなる。

  • 歩み1〜歩み4の取得機能

出来高の増大をトリガーとして歩み値を生成すると、どうしても取りこぼしが起きるが、歩み1〜歩み4のアイテムも見れば、その取りこぼした間にどのような歩み値の変化が起きたかを、時刻と値段のペアで直近の4個までさかのぼって見ることができる。
画面では右上の「歩み値」という DataGridView の「株数」が「0株」になっているのが、歩み1〜歩み4から生成した行である。
取りこぼしたぶん全部が補えるわけではないがないよりはマシ、と言う程度。これも秒の精度を持った東証(アローヘッド)で使えるテクニックである。大証ジャスダックでは歩み値の時刻も分単位なのでまず実用にならない。